【卒業生が語る】高専に入学することのメリット・デメリット

仕事のスキル

こんにちは、きたまるです。

高専&専攻科を卒業して早3年、そんなきたまるが

高専に入学することのメリット・デメリットについて詳しく説明します。

需要があるかわかりませんが、私が中学生の時、親になった時にこんな記事があったらいいなと思い

書きたいと思います。

高専ってどんなところ?
なにをするの?
入学したらどんな生活?などなど
特に入学志望の中学生や保護者のみなさんはぜひ読んでみてください。
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高専ってなに?

高等専門学校(こうとうせんもんがっこう)は、後期中等教育段階を包含する5年制(商船に関する学科は5年6か月)の高等教育機関と位置付けられている日本の学校 。 一般には高専(こうせん)と略される。 学校教育法を根拠とし「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的とする一条校である。

簡単に言うと、エンジニア育成機関です。

<国立高等専門学校HPより>

上の図のように、中学校を卒業すると同時に高専へ入学し

5年間の学校生活をおくります。

(ちなみに、きたまるは高専の専攻科卒です。)

 

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入学した経緯

ものづくりが好きだった。
家から近かった。
学校の先生、親から勧められた。
これがきたまるの入学した経緯です。
14~15歳が決断することなので、ぼんやりと決めた感じでしたね。
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入学するメリット

最短でエンジニアに慣れる

最短でエンジニアに慣れます。

社会が必要とする技術者を養成するため、中学校の卒業生を受け入れ、5年間(商船高専は5年半)の一貫教育を行う高等教育機関 <国立高専機構>

エンジニアとして必要な基礎知識を学べます。

学科ごとで専門性は分かれていますが、基本的にはその分野の基礎を全て5年間で

叩きこまれます。

学費が安い

上記の高専+専攻科まで通うことで、大卒資格を得ることができます。
そのため、同じ大卒でも学費は100万ほども違うのです。
高専に行くことで、得るもの・捨てるものも多くありますが学費だけ見ると魅力的ですよね!

 

モノづくりに特化した授業を受けることができる

高専では、モノづくりに特化した授業を受けることができます。

そのため、高校1年生から三角関数を学び、モノづくりの実習を行っていきます。

まさに理数系に特化した授業と思ってください。

文系科目もありますが、8割 理数系、2割 文系科目の認識です。

 

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入学するデメリット

勉強についていけない恐れアリ

普通の高校と違って、留年率が非常に高いです。

基本クラスの1割は留年します。

きたまるの通ってた高専の場合
入学時:40名(1クラス)
卒業時:25名(1クラス)+留年生15名程度
※3年生の時、55名になったことも、、教室パンパン
専門科目で躓く学生も多く、途中で進路変更する人も多々います。

大学ほど自由はない

基本5年間、9:00~17:00まで授業があります。

これがなかなかきついです。

終わったら部活、課題、レポートとなかなか鬼ですね!

進路が狭まる

エンジニアを育成する学校であるため、進路変更が難しいです。

もし向いてないとなると、一年遅れて高校に入りなおす人も

就活は、理系の技術職となるでしょう。

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卒業後はどうなる?

就職or進学のどちらかになります。
きたまるのクラスは3割進学、7割進学で卒業しました。

就職の場合

学校に求人票がきているのでその中から選ぶこととなります。

40人程度の学生に400社以上の求人がありました。(しかも大手企業ばかり)

求人倍率10倍以上!

推薦で試験を受けるので、一般から応募するよりも有利です。

進学の場合

大学3年生への編入または、専攻科への入学となります。

大学へ編入する人のほとんどが有名国立大への編入です。

学費を抑えて、環境を変えずに学位を取りたい場合は専攻科への入学をおすすめします。

 

最後に、ものづくりが好きな方には楽しくて仕方がない生活になるでしょう!!

以上、きたまるでした。

 

 

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